2014年10月06日

ハープスター 最後方から末脚及ばず…6着/凱旋門賞



<凱旋門賞>◇5日=仏・ロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走20頭

 【パリ5日=太田尚樹、松田直樹】日本競馬界の悲願は、またもかなわなかった。凱旋門賞(G1、芝2400メートル)がフランス・ロンシャン競馬場で行われ、ハープスター(牝3、松田博)が6着、ジャスタウェイ(牡5、須貝)が8着、ゴールドシップ(同)が14着と完敗した。昨年の覇者・トレヴ(牝4、フランス・ヘッドマーレック)が77、78年のアレッジド以来の連覇を達成した。

 パリの秋風が、敗者となった日本馬3頭に冷たく吹きつけた。日本の3歳牝馬として初めて挑戦したハープスター、世界ランク1位のジャスタウェイ、G1・5勝のゴールドシップ、最強の日の丸トリオを持ってしても、堅く閉ざされた扉が開くことはなかった。69年スピードシンボリの日本馬初挑戦から45年、悲願はまたも持ち越された。

 直前のオッズで1番人気に支持されていたハープスターは、いつものように末脚勝負にかけた。533メートルの直線は20頭の最後方、大外から脚を伸ばしたが、ライバルの背中は遠かった。見せ場はつくるも、日本馬最先着とはいえ、結果は6着。川田は「これだけの期待をしていただきながら結果を出せずに、申し訳ありません。馬は頑張ってくれました」と唇をかんだ。松田博師は「いつものパターンで負けたんやから。レースも終わったし仕方がない。よく走った方だと思う」と話し、帰国後の状態次第で11月30日東京のジャパンC(G1、芝2400メートル)か12月28日中山の有馬記念(G1、芝2500メートル)に参戦する意向を示した。

 世界ランク1位のジャスタウェイは8着に敗れた。「思ったよりもポジションが後ろになってしまった。最後は伸びている。距離は大丈夫。反応が鈍かったけど、馬場もいつもと違うから…」と福永。スタート直後はインの後方4番手。徐々にポジションを上げていったが、ドバイデューティフリーで見せた爆発的な末脚は最後まで影を潜めた。

 ゴールドシップはスタートは最後方からの競馬となった。直線手前、得意のまくりに打って出たが、最後は力尽き14着に失速した。「いろんなことがあったが、馬は本当によく頑張った。皆さんが思っているほど世界は甘くないということです」と横山典。ジャスタ、ゴールドを送り出した須貝師は「世界は甘くない。厳しい競馬になってしまった」と表情を曇らせた。

 最強トリオでも越えられなかった高い壁。またしても日本の競馬界は厳しい現実を突きつけられた。それでも夢への挑戦は終わらない。またもう一回り成長し、この舞台に戻ってくる。






posted by ゴールデンクロス at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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